大学時代の友人が最近住宅を購入したのですが、
住宅ローンは会社のものを利用したと言っていました。
私の勤務先でも、何か借りられるようなことを同僚から聞いたことがあります。
銀行ローンと併用することができるでしょうか?
併用できるケースもあります!
できない場合でも、優遇がうけられることがあります。
勤務先からの融資と一口にいっても、いくつかあります。
ひとつは、勤務先が直接従業員に融資をしているものがあります。
資金の豊富な企業が従業員の福利厚生のために行っている制度です。
公務員の人にも同様制度があります。
このタイプの勤務先の融資は保証料を必要とされないことが多いですが、
返済は給与から天引きされ、退職時には一括返済するのが条件になっているようです。
勤務先の融資にかぎらず、住宅金融支援機構のフラット35をのぞいては、
二つの銀行のローンを組み合わせることはできません。
ただし、勤務先が直接融資を行っているのであれば、
併用できる場合があります。
勤務先が直接融資を行う際は、
土地や住宅に抵当権を設定しないことが多いので、
銀行ローンを利用しながら、
勤務先からも融資を受けることも可能だと思います。
諸費用が少し足りないときや転居費用の捻出がむずかしいときなど、
勤務先からお金を借りるといった利用の仕方ができます。
又勤務先の提携や紹介による銀行の住宅ローンや、
財形住宅融資が受けられるケースもあります。
いずれにしても、
勤務先にどのような融資制度があるのか、総務などに確認してみましょう。
もし、勤務先に融資制度がなくてもがっかりしなくて良いと思います。
日銀のマイナス金利の影響で銀行間の競争が起き、
住宅ローンの金利が借りやすい水準になっています。
各銀行の融資条件をよく確認しておくことが大切です。
金利設定の特長や手数料や保証料などの諸費用なども、
よく比較検討してみましょう!
住宅ローンなどでわからない事がございましたら、
お気軽にご相談ください!