先日のお話。
中古住宅を購入したお客様よりシロアリ駆除のご依頼を頂きました。
そんなことまでZERO-ONEさんでお願いできるのですか!?
と言われましたが、建築に関するほとんどのことはお引き受け出来ますよ!
今日の話題はそこじゃなく!シロアリ!
ご依頼頂いたお家は無事に施工完了し保証書をお渡ししました。
その時シロアリの業者さんとお話ししていたときのお話。
日本には主に2種類いるんだそうです。
「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」
基本的には土の中に生息するのだそうですが、
餌が木材なので食事のために木を食べに行くそうです。
こやつらは基本、水分がないと生きていけないようです。
だからジメジメの木材が大好き!!
なので水回りの木材がやられることが多いのだとか!
水分が必要なので蟻道を作って水分も運ぶんだそうです。
被害としては「ヤマト」は基礎から約2m以内までですが、
「イエシロ」はけっこう激烈な被害を及ぼすそうです。
移動距離が長い!!のがこいつ!!
被害は家の天井や軒まで及ぶのだとか。
そうなると駆除も大変なのだそうです。
どうすれば!!
とにかく予防!!予防が大切。
シロアリが来ないようにすることが一番。
来てもシロアリの薬がしっかり散布されていれば撃退できますから。
基本的には弱い弱い虫なのだそうです。
でも保証がきれるとやっぱり被害拡大の可能性がありますから
シロアリ保証の期間が切れたら点検すること。
点検してまたお薬を散布して被害にあわないようにすることが
大切なのだとか。
シロアリ業者の回し者ではありませんので・・・。
あとご注意!!
ダンボール・紙類も大好物!家の基礎の周りに
ダンボール箱におもちゃを入れて置いていたり、
木材の箱や木材の使い残しや破片などを置いていたりすると
危険です。
アリさんを集めることになりますから要注意です。
これ、お隣のお家も注意してみておく必要があるそうです。
まとめますと、
来させない!!ことが大事。
来てもしっかり撃退できるように薬の散布を
シッカリしておくことで被害は最小限にとどめることができるのだとか。
点検もまめにすることが大切です。
こういう目線でシロアリ業者を探すことが大事ですね。
点検を保証期間内に2、3回程度、無償でしてくれる業者さんもあれば
施工費は安いがお薬撒いたらおしまい!!という業者もある。
薬の種類も業者さんでまちまちのようです。
薬も年数によって効果の継続が弱い強いがあるようです。
どちらが悪いということではありません。
駆除はできますから。
私たち消費者が予算に合わせて選択できるということですね。
最後に面白いことを聞きましたのでご紹介。
「シロアリ」は「アリ」とは言われていますが
基本的には「ゴキブリ」と親せきなのだそうです。
「アリ」は「ハチ」の親せき。
家の木材を食べるから人間からすれば害虫ですが、
「シロアリ」は自然界では必要な「益虫」です。
森などで倒れた木材を分解し、土地に戻す役目を担う大切な「益虫」。
考え方で害虫にもなり、益虫にもなる。
うまく共存するしかないようですね。
今日はここまでにします!!
シロアリの駆除などのご相談も鳳駅前のZERO-ONEに
お気軽にお電話くださいね。