私鉄で国内最古の現役駅舎とされる、南海本線「浜寺公園駅」1月28日未明の終電発車後、109年の歴史に幕をおろしました。
多くの乗降客を見守ってきた駅舎との別れは、地元住民の私達には感慨深いものがあります。
国の登録有形文化財に指定されたこの駅舎は、東京駅丸の内駅舎の設計で知られる辰野金吾氏の事務所の設計で、1907(明治40)年に建てられました。
いまの駅舎は解体せずに「曳家(ひきや)」という工法で駅前の広場に約30メートル移動。再利用されるまで、市民の交流の場にすることなどを検討しているそうです。
2027年度に完成予定の新駅舎のエントランスとして再利用されるそうです。
堺市西区の浜寺周辺も益々快適になりますね!