☆ 上棟式 ☆
先に地鎮祭がありましたので上棟式についても少し書いておこうと思います。
上棟、棟(ムネ)が上がる、と書きます。
建築の柱組や屋根部分ができた段階と思って頂ければわかりやすいかもしれませんね。...
最近は基礎完成した後、木の組み立て工程に入ったらすぐ2、3日程度で上棟という日を迎える事がありますね。
昔と違い、プレカット木材(事前に工場で綺麗にカットされた木材)をクレーンで持ち上げて組んでいきますので早いんですね。
その棟があがったタイミングで上棟式をするんですね。
本来は匠の守護神にお供えをして上棟までの工事の無事に感謝申し上げて、これから完成までの安全を祈願するお祭りというのが本来です。
その上棟時に地鎮祭で頂いたお札を御幣につけて屋根裏に東向きか南向きに取り付けます。
でも最近はどちらかと言えば施工している大工さん達職人さんをもてなすお祝いの意味合いの方が濃いかもしれませんね。
聞いたことがあるかもしれませんが、上棟の時に地域によってはおもちをまいたり、お金をまいたりすることもあります。
上棟式もしない方が多いですし、簡略化することもできます。
昔と違って職人さんたちも最近は車に乗っていますのでお酒類は飲みません。
おもてなしをする小宴会をしても飲めないのでお祝儀とお弁当をセットにして上棟の時に持って帰ってもらうというような簡略化する方も多いようです。
それで十分かと思います。
上棟式も気持ちの問題ですね。
したからいいお家が建って、しないからお家が悪くなるようなことはありませんのでご心配なく。
そんなことで質の良し悪しが決まるような施工会社とは逆にお付き合いしたくないですよね。
今日は少し上棟式のお話をしてみました。
ご不明な点があればお気軽にご相談くださいね。